2025年5月に東日本レインズが発表した「月例速報 Market Watch」によると、2025年4月度の首都圏中古マンションの在庫件数は前年比12カ月連続で減少しました。 新規登録件数も前年比を14カ月連続で下回りました。そして、インフレが進む中で消費者マインドが「弱含み」となっています。マンション売却をお考えの方は、早めの準備をおすすめします。
更新日:2025年05月23日
イエシルコラム編集部
株式会社リブセンス
IESHIL編集部東京・神奈川・千葉・埼玉の中古マンション価格査定サイトIESHIL(イエシル)。 イエシルには宅建士、FPなど有資格者のイエシルアドバイザーが所属。ネットで調べてわからないことも質問できるイエシル査定サービスを展開しています。イエシルは東証上場企業である株式会社リブセンスが運営しています。
成約件数は3,950件と前年同月比で21.5%上昇しました。
しかし、このまま在庫件数と新規登録件数が減少し続けることでマンション価格の上昇圧力が強まり、価格の適正性が崩れる可能性があります。
総務省統計局の「消費者物価指数 東京都区部 2025年4月分(中旬速報値)」によると、民営家賃は前年同月比で1.8%上昇しました。
生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数は2020年を100とすると109.3で、前年同月比は3.1%上昇、前月比(季節調整値)は0.4%の上昇です。
消費者マインドは、先月は「足踏みが見られる」と表現されていましたが、4月は下方修正され「弱含んでいる」と発表されています。
また、トランプ大統領の関税政策も消費者マインドの「弱含み」に拍車をかけることが予測されます。不動産は金利が上昇していることもあり、今後「買い控え」が進む可能性があります。売却をお考えの方は早めに専門家に相談してみてはいかがでしょうか。▼先月以前の市況解説はこちら
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